動物取扱業対応サイズの犬小屋をDIYで作ってみる④

※この記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています

 組み立ては「キット」みたいに簡単

材料が洗い出せて、そのサイズにパイプやメッシュが加工できたら組み立てはめちゃくちゃ簡単です。
とはいえ、長さがある部分やジョイントを双方向から差さなくてはいけないものは2人いた方が楽ですが…基本は一人でも大丈夫。

あと、今回はほぼホームセンターでカットしてもらいましたが、お金を浮かせるなら長いのを買ってきて自分でカットした方が楽。
毎度おなじみこいつの出番です。

単管パイプもカットできるパイプカッター。一つあるとめちゃくちゃ便利!大きな音が出ないし、火花も散らないので安全で近所迷惑になりません。
また、毎回書いているのですが、「組み立てちゃった後でも切れる」。これすごい大事。

組み立てた後で、「ここもう少し短くしないと引っ掛かる…」というパイプが出てきた場合に、数センチ単位で切り落とせます。
選ぶ際のポイントとして、「対応直径」に気を付けてください。45mm、できれば50mmまで対応できるものが便利です。

それでは組み立て開始です!

「脚」に20mmパイプと4方向ジョイントをはめていく

こういうことです↑

脚って必要?って思うかもしれませんが、パイプが剥き出しのままだと地面に沈んでいってしまうんですよね。ぐらつかないように必須!下がコンクリとか埋まっていかないものならいらないです。

さらに、「20mmパイプって必要?」と思うかもしれません。高さを出して湿気や地面からの冷気を緩和するという意味と、写真のようにジョイントを付けるために採用しています。

4方向ジョイントにパイプを連結し、骨組みを作る

こういう感じで、1500mmパイプを柱に、500mmを前後と真ん中に、420mmを右側の奥行きと真ん中の奥行きに使用します。

床面ですが、本当ならトの字じゃなくて十の字に入れられれば床板が安定するのですが、十字に組めるジョイントがないのでこうなってます。
また、構造上ジョイント部分がもろいので、本当は多用禁止です。犬小屋だからいいですが、人が乗って当たり前の構造には絶対使わないように注意してください。(そもそも25.4Φは現場でも足場に使ってはいけない)

ちなみに、今回は床に余ったメッシュを敷いてから板を載せます。この場合65kgくらいまでの人が乗っても大丈夫。

扉用の柱と梁を支える土台を入れる

いきなりメッシュ張った写真まで飛んでしまいましたが、写真のように前面の真ん中に扉を受けるための柱を入れて、天井には屋根を受ける土台を入れます。
天井を囲う四角の上に、さらにもう一回パイプを渡しているのが分かるでしょうか。これ、よく見ると上側のパイプの囲いはジョイントで高さを出しています。前は200mm、後ろは150mmにすることで傾斜を出して雨を落とすためです。

ところで、傾斜を出すためだけなら奥行きのパイプは不要では?と思うかもしれませんが、補強にあったほうがよさそうだなと思って入れました。なくても大勢に影響はないです。多分。

壁にメッシュを張る

メッシュを張る際に、上側だけVP立ちバンドを使ってみました。これは絶対2人いないとできない作業。や、針金とかで仮止めしてからやれば一人でもできるといえばできるんですよ?でも発狂するので大人しく誰か頼った方がいいです。

径に合わせたサイズのつもりでしたが、メッシュを2本挟むことになるためかなりはめるのが大変。そして、これ以上大きい径のバンドにすると緩くて網が動きます。

本来用途と違うので仕方ないのですが…。ともあれ、がんばって留められさえすれば、金網はしっかり固定できて後の作業はグッと楽になります!

ちなみにメッシュの張り方。重ねて半分ずらします。写真の右の方が重なってなくて、左が重ねてあるところ。重ねたら、適宜針金でしっかり交差部分を巻いて補強していきます。(針金の巻き終わりを外側にしないと犬が悪戯します)

次回は床と屋根に移ります。

↓シリーズはこちら

①動物取扱業対応サイズの犬小屋をDIYで作ってみる

②動物取扱業対応サイズの犬小屋をDIYで作ってみる

③動物取扱業対応サイズの犬小屋をDIYで作ってみる