DIYで防音の犬小屋を作ってみる③
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DIYで防音の犬小屋を作ってみる①
DIYで防音の犬小屋を作ってみる②
確定申告や天候の問題で少し間が空いてしまいましたが、注文していた遮音シート「サンダム」が届いたので、さっそく続きです。
残りの側面板、天井、扉部分の合板にも音シートを貼りつけました。サンダムは、最初にお試しでホームセンターで購入した遮音シートよりかなり……重い!!
巻きが10mというのもありますが、遮音には素材の密度が深くかかわっているそうで…サンダムは高密度充填剤が優れているようです。今回使っているのはコスパもいいCZ-12ですが、プロ仕様のK-PROだと金属粉が充填され、より高い遮音性を発揮するそうです。
板の上に置いて広げる時に、巻き部分が重たくて扱いにくいので、カットしてから貼り付けることにしました。で、カットですが感動的に簡単。メジャーで測ってから角材などをあててカッターで切れ目を入れて、切れ目に沿って折ると簡単にカットできます。
さらに、貼り付けたあとのはみだし部分も前回のようにカッターの刃を当てながら引っ張ってもいいのですが、折る方がきれいに切れることに気が付きました。
サンダムの加工だけでかなり楽しみました。あ、自分はこれ全部一人でやってます。DIYオタクなんでいいんです、一人でニヤニヤやってます。でも普通は2人以上いないとかなり重たいしめんどいです。
遮音シートを貼った板で側面を覆ったら、今度は防音材(断熱材)を入れていきます。色々調べた結果、「ロックウール」の撥水加工25㎜にしました。
ロックウール(MGボードハッスイ25)のサイズは、910×605㎜。これを、あらかじめ605㎜幅で入れておいた柱の間にはめていきます。厚さも、柱が30㎜なのでそこに収まるように25㎜にしています。本当は50㎜あった方が防音性能も安心ですが、側面に50㎜+合板12㎜+有孔ボード9㎜を使うとかなり幅を取る&犬小屋全体が重たくなりすぎて取り扱いが大変になるのでまず25㎜で様子を見ることにしました。
高さは910㎜で、今回作っている犬舎は天井を開けて中のものが取り出しやすいギリギリの高さ=85㎝にしているため余分をカットします。さて、そのカットですが……
こいつで。
MGボードはパン切り包丁でかんたんに切れる! という記事を読んだことがあり、カットを楽しみにしていました。どれどれ~。
サクッ
か、かる~い・・・!! 感動の切り応えでサクサクと切れます。一定間隔でラインが入っているのでずれにくく、加工がめっちゃ簡単です。
3面すべてをカットして、壁にぴったりとMGボードを入れ込むことができました。
さて、この上に有孔ボードを張り付けて壁は完成となります。音楽室なんかと同じことで、音が小さな穴に入ることで分散し、それを吸音材(MGボード)が緩和し、最後に遮音シートで遮る……という構造。
有効ボードは今思えば枠に貼り付ければよかったのかな~。枠内にぴたっと収まるサイズにしたら、ちょっと隙間ができました。気になるようなら後から遮音テープを貼るなりしないといけませんが、とりあえず壁はこれで完成。
あとは天井、扉に同じ施工をして嵌めていきますが、このあとまた雨天のようなので続きは晴れてから。とりあえず使うことはできる状態になったので、ケージを入れて子育て明けのちよりんに入ってもらいました。
奥行きがあって奥に寝床がある構造って、野生時代に洞窟や木の洞なんかを巣にしていたであろう甲斐犬からすると落ち着くのかもしれませんね。最終的に扉も付けますが、子育て中や悪天候以外は開けておいてやるつもりなので扉が邪魔にならないような付け方をしないとなと思っています。
まだ天井、扉がついていないこともあり防音の程度は定かではありませんが、完成したらデシベルも測ってみるつもりです。続きます。
↓遮音シートサンダム。
↓MGボード撥水25㎜
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