犬の産箱、超・簡単なつくりかた!
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室内で見守り出産に決定
いよいよ来週に出産予定日を控えているたまこさん。最近は夜中に営巣行動(巣をつくろうとして地面を引っ掻く)の音も盛んにするようになってきました。
外の小屋で出産させようかと思っていましたが、やはり念を入れて中での出産にすることに。前回、お乳の出が悪くて人口哺乳になったので数日間は目が届くところでフォロー体制に入ります。
簡易な産箱をつくる
毎回、この産箱を使っていたのですが→(犬の出産の準備①)、家の中用のケージには入らないので、今回はケージそのものに板を張って出産スペースをつくることにしました。
ちなみに、使っているのはこのケージ↓
2024年4月現在1万円以下で、体高43cmのたまこがゆったりケージの中で回ったり寝そべったりできます。
こちらに、家にあった端材をこんな感じで、針金でくっつけて完成!(早い)
それだけ?と思うかもしれませんが、これ、単純ながらよくできてるわ…と自分で思うポイントがいくつかあります。
①じつは、産箱って完全に目隠しされてなくてもOK!神経質な子や初産のコは暗くしてあげた方がいいのですが、飼い主に慣れていてむしろ姿が見えてた方が安心というコの場合は、犬が伏せたときの目線より高い板があれば充分です。
※神経質な子の場合も、このケージの外側からすっぽり布を被せてあげればOK。外の場合は、直射日光が当たるようなら子犬の目によくないので暗くしてあげた方がいいです。
②下の方を防ぐことで新聞紙や毛の、室内への散らかりが減る
③子犬が大きくなってくると、周辺のカーテンやソファカバーを引っ張り込んで齧ることがありますが(99%くらいの確率で)板が防柵になる
④横の扉が外開きなので、横からあければ板があって子犬が飛び出してこない
今回は、家にある板をできるだけ切らずに(面倒だったので)そのまま貼り付けました。そんなわけで後ろ側の板だけは高さがあります。これ、偶然にもシンデレラフィットでした。床のトレーが少し隙間があって前後に動きがちだったので、その隙間に板を差し込むことでトレーの固定にもなって一石二鳥!
天才やん…。
床材は新聞紙一択
さっそくたまこさんに入ってもらいました。おまえ……甲斐犬として……。
やっぱり家の中に入れるというのは、我が家のワンコたちにとってステイタス(笑)らしく、おうちっこになるとみんなうれしそうです。子犬が安定したらすぐ外に放り出すからなっ(ツンデレ)
床材なんですが、タオル、ペットシーツなど使ってみたもののやっぱり新聞紙が一番かも。タオルは誤飲や繊維への引っ掛かりがあり危険。ペットシーツは、裏のビニールの誤飲が怖いです。あと子犬が産まれたあとはかなり頻繁に取り換えるので高い…。となると、誤飲したとしても繊維やビニールではなく、安く、気軽に変えられる新聞紙がもっとも使い勝手よしです。
新聞紙は価格変動が結構あるので、うちは安い時にまとめ買いしています。Kg数もよく見て購入を!
産箱は出産予定日の5日前には用意を!
ちなみに産箱いつから使えばいいですか?って聞かれることがあるんですが、うちでは大体予定日の5日~1週間前に母犬を移動させています。慣れてもらうのと、不具合がないかを確かめるために。あとは出産の準備として、以下の物を用意してます。
●消毒したハサミ …へその緒をきることがあった場合のため
●糸 …同上
●ビニール手袋 …子犬の袋を破ることがあったときのため
●きれいなタオル …お乳が出ない時に温タオルでマッサージしたり子犬を拭いたりいろいろ使います。2~3枚あると安心
●お湯がいつでも出せるように …上の温タオルの時などに使う
●犬用体温計 …予定日界隈で検温していると生まれるタイミングが分かります
●犬用ミルク …人工哺乳用。出てるようなら母犬にあげたり離乳食に使ったりするので必須で
●シリンジ …人工哺乳用
あと一週間前後で子犬に会えると思うとワクワクします。たまこがんばれ~^^