動物取扱業対応サイズの犬小屋をDIYで作ってみる②

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犬小屋の設計図を描く

こうした大型のDIYをするときに、最初にすべきなのがパーツの洗い出しです。
基本的にホームセンターで材料をそろえるので、パーツを把握したうえで一気に買い出しが原則。いちいち作業が止まってしまいますし、軽トラをその都度予約するのも面倒です。

では、そのパーツの洗い出しをするために必要なもの…。それは設計図ですね!

ドッグランのゲートのように簡単な構造のものならぶっつけ本番で作り始めてしまうのですが、犬小屋ともなるとやっぱりちょっと複雑。「こういう風に作りたい」と思っても、それを実現するパーツが売っていなかったりもします。

今回使用する25.4Φの耐腐食性メッキパイプは比較的ジョイントが充実しているのですが、それでもできないこともあるので、どこにどんなジョイントが必要か…も含めて書いてみたものがこちらです。

設計図を実現できる形に修正する

左下のA~Eが25.4Φで使えるジョイントと足。骨組みはこのパーツで組めるようにしないと、クランプだとパイプ同士の連結部に段差ができるので網を張ったり壁を作ったりするときにピタッと張れません。

そして、上の方に小さく「セパレートにしないとダメ…」という呟きがあります。これは、最初1つの小屋を真ん中で仕切れるように作るつもりだったんですよね。ところが、設計図を描いて洗い出しをしている途中で気付いたのが、中央Bのように5方向にのびるジョイントはないということ。なので、このサイズの半分の小屋を2つ作ることにしました。

※厳密には、小屋が置けるスペースぎりぎり一杯を使って、一つはやや大きくしています

また、床は板をのせるつもりですが、これだと心もとない。かといってパーツの都合で十字にはできないため、トの形に支えを入れることにして……。

扉も、全面だと広すぎる&重たくなるから半分にして……。

最終、こんな設計図になりました。

左側のやつを2つ作ります。屋根は2つを並べた隙間から雨が落ちるのでつなげて共通にすることに。しかし設置したら動かすの大変だな…(材料が比較的軽いので、大人2人いれば屋根がくっついていても前後移動くらいはできるはず)

設計図ができたら、これをもとにパーツの洗い出しをします。続きます!

前の話はこちら
動物取扱業対応サイズの犬小屋をDIYで作ってみる①
続きはこちら
動物取扱業対応サイズの犬小屋をDIYで作ってみる③