段ボールコンポスト

犬が3頭もいると、糞の量も結構出ます。こちらの地域では分別・燃えるゴミ…ですが、回収する人もいやだろうし、夏場なんてゴミ捨て場で臭ってくるんじゃないだろうか。

そこで、ちょっと気になっていた「段ボールコンポスト」に挑戦。段ボールの中におがくずと糞を入れて混ぜておくだけで勝手に微生物が分解していくというもの……らしいのですが、もうちょっと本格的に、菌のもとになるものや栄養を入れると微生物の発生が早くなるようなので、家にあるものでやってみました。

①もみ殻。 もみ殻や藁、米ぬかなんかには菌がたくさんいるらしい。「もみ殻堆肥」なんていうのもあるくらいだし、ゆくゆくは肥料にしたいしちょうどよし。畑の保温に使っていたやつが余っていたので、ベースはもみ殻にしました。

段ボールサイズはワインが1ケース入ってたもの。もみ殻はとりあえず1/4くらい入れてみた。

②エビオス 胃腸薬なんですが、乾燥ビール酵母、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などが入っているのでもしこのビール酵母がちゃんと生きてたらこれ1つでいいんじゃない?というくらい要素が優秀。犬の夏バテにいいよ!と聞いて、犬用においてあったもの。

5粒くらい入れてみた。

③鶏糞 コンポストに入れるEM菌というのが、いわゆる「ぼかし肥料」、発酵肥料というやつらしくて、うちにあった畑用の鶏糞が「発酵けいふん」と書いてあったので入れてみた。家に発酵鶏糞がない人は(普通ないよ)ホームセンターでEM菌が売っているそうです。

小さいスコップに3杯くらい入れてみた。。

④ドライイースト+キャンディス+ぬるま湯 ドライイーストはお湯でたやすく目覚めてくれるので、ぬるま湯に浸して入れてみる。また、菌は糖分が好きなのでエサとしてもらいもののキャンディスの氷砂糖を一緒に入れてやる(贅沢だな)。アルコールとオレンジの皮から出た酵母も入っているので、多分このセレクトは正解だと思うけど……

ドライイーストを溶かしたぬるま湯に氷砂糖をIN。氷砂糖+果物の皮でもいいかも。酵母菌がいるので。

⑤うんち 甲斐犬のうんちです。メイン。写真はありません。

最後にもみ殻をまた入れて(段ボールの半分より少し上くらいまで)よくかき混ぜ、蓋をして置いておくのですが、保温と雨除けでビニールを被せておきました。経過観察します。

菌が働き始めると中の温度が上がる。外気温より5℃以上高くなるとよく、さらに上がれば虫も発生しにくくなるらしい。

エビオスは人間も犬も使えてコンポストにも使える(かもしれない)すぐれもの。犬には、食欲がない時に1日3粒くらいあげるとよいです。ポリポリ食べる。