露虎の交配(備忘録)

2月17日に交配した露虎ですが、ロックに至る前に外れてしまいました。犬の射精は三段階あって、二番目の精液が卵子に到達しないとだめだとかなんとか……

なので、これはできてないだろうなあと思うのですが。
気になることがいくつかあるのでこれもまた備忘録程度に記しておきます。

2月17日 交配。かかったものの、ロックする前に外れる。その後、牡がまったく乗る気を失ってしまう。他の牡にあててみても同様。
帰宅後、夜雲だけは相変わらず反応がある。

2月18日~ おそらくだめだろうと思いつつ、あまり激しい運動などさせないようにしながら様子見。

2月19日 夜雲もほぼ反応しなくなる。「外れたということは早かったのではないか」と日本犬の大御所に言われたが、終わりがけだったことは間違いなさそう。初めてで体格差があったからか……?

2月下旬頃 妙に露虎の毛艶がよくなり、夜雲がお尻の匂いを嗅いだりする??

3月12日夜 夜中に強風が吹き、めずらしく露虎がキュンキュン鳴くので家にいれる。ただの都合のいい妄想で、体を冷やしたくなかったんじゃないか、などと考えてしまう。そのまま、しばらく家の中のケージに居座らせる。この辺りから食欲も落ち、あまり食べなくなる。

3月24日 今朝くらいから徐々に食欲が戻ってきている。心なしか体の線が丸い……?

現時点で乳房の発達、お腹のふくらみ、嘔吐などはまったくなし。36日目なので、もしもできているなら胎児がレントゲンに映るころだ(撮らないけど)

「入ったけど抜けた」で、できることも稀にあるらしく、四国犬の大御所さんでこれまで抜けたけど仔犬ができていたのが2~3回(分母が知りたい…)。先生の師匠なんかは「昔、洋犬はそういう交尾のさせ方の犬もいたよ」といっていました。

交配も実は2回に渡ってお邪魔していて、1回目は2時間粘ってもかからなかった牡が、2回目に訪れた時は(犬同士、顔見知りになっていたこともあると思うけど)すぐに乗ってかかり、でも抜けて、その後まったく反応しなくなった。他の牡もまったくしないか、反応してもほんの少し。これが結構気になってもいる。

小林承吉先生が新狼犬を作出した時は、1回きりの交尾で、ずっと同じ檻にいたのに2回目以降はかからなかったそう。(ちなみに甲斐犬が牡)

「本能の強い牡は、もう子ができた」と、わかったら乗らない……だと いいな、なんてね。

もしできていたら4月20日前後が予定日です。まだ少しあるので、宝くじの発表を待つような気分で動向を見守ろうと思います。

交配後24日。妙につやつやしていた頃。あと、なんだか顔が大人びた……?
交配後26日。この前日の夜中に強風が吹いて珍しい声で鳴いたので家に入れることに。

あ、でも99%できてないので……ぬるく見守ってください。夢見たっていいじゃない。

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