畑始動と段ボールコンポストその後

この週末は、重たい腰を上げて冬の間ほったらかしていた畑の草取りと肥料入れをやりました。
霜が降りたり冬の乾燥だったりで土も結構がちがち。

とりあえず、いらない作物を引き抜いて

かなり青虫に食われたスティックセニョール。人生で、蝶々に殺意を覚える日が来るとは思わなかった

草を抜いて、土を掘り返します。我が家のクワは去年の開墾時に土に負けてしまったので細いスコップでやってたら、老人会で草刈りをしていたおじいさんがクワを貸してくれました。

去年開墾した時、土を細かくして石もかなり取り除いたが……不思議と石もまたたくさん出てきた。

驚いたのは、去年はじめて耕した時にひと堀5~6匹はいたミミズがまったくいなくなっていたこと。周辺の雑草が生えている辺りにはまだ結構いるので、草の根というのもミミズの生息には大事なのか……。あと、草があると乾燥しないからとか?抜きすぎもだめなんだろうか。

ともあれ、ミミズがいてくれないから余計に土が固いんだなということが分かりました。耕して肥料を入れ、畝を立て直してこんな感じになりました。

苗は自宅で種から育てているので、ある程度育ったらこちらへ植え替え予定。苗でかってきた豆だけ植えておく

まだ少し収穫まで間がある玉ねぎ畑も草がすごかったので草むしり。親が手伝いに来てくれたが……小さい野菜の芽を結構雑に抜いていくので、畝じゃないところをやってもらう。「あんたは楽な畝をやってずるい」と怒られる。胸に手を当てて理由を問うてみろとは言わない。

玉ねぎは冬の間ほったらかしだった割に生き残っていた。追肥をやってもう少しがんばってもらう

一方こちら、先日始めた段ボールコンポスト。鶏糞だけ少し足したが、いい感じに堆肥っぽくなってきている。表面温度が外気温より5℃高ければ微生物が動いているようで、その差はクリアしている。

60℃くらいでキープしていけると虫もわかなくなって、微生物多様性もある堆肥になりやすいらしい。写真、ほんとすみませんなんだけど、これだけ固形が分かるほど入っていても犬糞臭さはまったくない。鶏糞の匂いが結構わかる。

表面温度23℃くらい。外は17℃なのでまずまず出だしとしてはいい。

余談ですが、鶏糞を足す前はイースト菌とライチリキュールとオレンジの皮でめちゃくちゃおいしそうな匂いがしてました。言われなければ中に甲斐犬の糞があるとか絶対分からない。天然酵母の菌床だと言われてもきっと疑われない。

これからの畑は草むしりと乾燥との闘いだけれど、夏野菜が楽しみな季節。犬達と息抜きに通う予定。

この日のお供はちよりん。比較的みんなおとなしく待っていてくれるのでありがたい。夜雲だけは杭を引っこ抜いて逃げると思うので車の時だけ同伴
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