凜、生後約5か月

3月に巣立っていった夜雲と千代鶴の仔、凜(血統書名・彩雲号)の近況を頂きました。

最近、甲斐犬でも耳が小さい犬が多いのですが、凛は形も大きさもいいです。尾も現時点で長く、差し尾になりそうですね。
この子はもっと明るい色になるかと思っていましたが、黒虎気味ですね。とはいえ、1年もするとさらに色が変わります。近寄れば蓑毛もばっちり。毛はまだこれから変わるので油断できませんが、今のところなかなかよさそうです。(上を見たらきりがないんですけどね…)

凜も兄の雷寿も、いい飼い主さんに出会えてすくすく成長しています。雷寿はかなりのヤンチャでご家族を困らせつつも、愛情をたっぷりもらっていい子になっていっているそうです。凜も甘噛みがすごいとのことですが、飼い主さんが大らかに育ててくださっているので最近少し落ち着いてきたそう。

当犬舎は2つの系統で、1つは作出途上(これからよくして固めていく)、1つは保存(既にあるものを崩さず残していく)するつもりでやっているのですが、この兄妹は作出途上の方の系統です。目的としてはかなりのところ達成できていそうです。見えない部分の適正、気性、残したいと思っている部分などがそろえば、次世代にさらに繋いでいくことになります。

Oさん、お写真ありがとうございました。

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