DIYでドッグランを増やす③

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ドッグラン増設、いよいよスタート。前回紹介した材料の中から、柱となる48.6径単管パイプを立てるところからです。

ただし、うちの庭の状況の場合なのですが、片方の端っこは犬走(コンクリが打ってある部分)があるので、そこは沓石に差し込んだだけ。あとの2本のうち、反対側の端っこは同じく沓石を土に埋めてそこに単管を差し、真ん中の支柱になるものだけ直接地面に打ち込みます。

写真で見るとこう。

写真の番号順に単管を立てていきます。③は土に埋めない=最後まで移動ができるので、幅を合わせるのが簡単なんですね。
なのでこれが最後。土に埋めてしまう沓石を使う、なおかつ端っこギリギリまで寄せたい①の単管を最初に立てます。

沓石を埋めて単管パイプを立てる


というわけでザクザク。本当は深く掘ってモルタルやコンクリを流す方がいいんですが、今回のお題が「簡単に撤去できる」なので、沓石の表面が地面すれすれ、なおかつコンクリは使いません。土に埋めておくだけ。

当然ぐらぐらするので補強もしていきますがそれはまた後程。

ちなみに今立てているこの柱……扉が開く側、つまりUSフェンスがくっつくわけじゃないのです。写真を見ると分かりやすいと思いますが、USフェンスを固定するのは②と③の単管。
③は沓石が移動できるのでいいとして、②の単管を埋める場所は結構シビアに決めないとフェンスが余ったり入らなったりします。

なので、まず①の単管を立てて端っこを決めたらきっちりUSフェンスと固定金具の長さを計ってから②を打ち込みます。
②は地面ダイレクトなので打ち込み先端を単管パイプにくっつけて叩いて埋めていきます。

この先端が48.6径しかない…と思う。そんな理由もあって48.6径がやっぱり一番使い勝手いいです。

ちなみに、①とか②も沓石に差すだけじゃだめなの? と思う人もいるかと思います。いいんですが、下が開きすぎるんですよね…。

沓石は台形になっているため、USフェンスをまっすぐ付けようと思うと、沓石すれすれの上くらいに付けないといけません。
写真で③の単管パイプ、沓石の下の方まで下ろしていますが、これは1カ所だから無理やりつけられています。

うちも最初は全部沓石に差して、地面の上に置いておくだけにしてやれとおもって沓石を3つ買いましたが、

①地面を整地しないと真っすぐにならない 
②下が空きすぎて犬が出られる 
③そこを埋めるためにまたブロックなどが必要

などの問題があります。それなら地面に刺せない犬走の部分だけ沓石にしてあとは土に埋めた方が高さ調整が簡単なんですね。

コンクリとか、整地されて真っ平らな地面なら沓石に差して補強だけしてもがっちりすると思います。TPOでどうぞ。

②の単管を叩いて地面に埋め込む

さて、①の単管を立てて→幅を計って②の単管を地面にある程度打ち込んで→USフェンスを付けて→幅や傾きを調整しながらさらに打ち込む。のですが、単管パイプを埋めるために大きめのハンマーとかで叩く音がめっちゃくちゃうるさいんですよ。

いくらうちが田舎でも住宅街なので、近所迷惑。というわけで、最初は合板を当てて叩いてたんですが、このありさまです。

それならばと、ふるさと納税でゲットしたいい薪を使ってみました。これは結構いい感じ。この薪の上からハンマーで叩くのですが、木槌で叩いてるような感じでかなり音が軽減されました。木槌ない人で太い薪がある人はお試しください。

木槌もそんなに高くはないので結構使うなら買ってしまったほうがよし。

単管パイプはマメに水平器で傾きをチェックして調整。補強がないうちはめっちゃくちゃぐらぐらするので、たやすく歪みます。

ここでもう一度さっきの写真。

②と①の単管パイプの間にあるUSフェンスで②の単管パイプとジョイントするために付けるのは、扉が開くための蝶番です。動くやつ。↓

そして②と③の間に入っているUSフェンスは、②も③も固定するためのジョイント金具を使ってしっかり留めています。

どこのドアをどう開くようにするかで金具が変わるのですが、USフェンスを付けてみてから違った…ということがあるので、先にしっかり考えてから間違えないように付けてください。

支柱の単管パイプが3本立ち、USフェンスもとりあえず付けることができたら、補強その1。
上下に38.2径の単管パイプを補強のために渡します。下の写真で言う⑥と、番号振ってないけど下にも同じように渡してある横のパイプですね。

これは、単管パイプが横にぐらぐらしないようにするための補強と、扉を留めるための役割もあります。
ただ一つ失敗してまして…。内側から外に向かって開くようにしてしまったんですよね。ドッグランの場合、外側から内側に向かって開く方がいいです。犬が押しても開かないから。

前もドッグラン作った時に同じ失敗をしているのになぜ毎回内から外へ開くように扉を付けてしまうのだろう…。
これから作る人はぜひ外から内側に向かって開くようにしてください…。

長くなるので今日はこの辺で。次は隙間をなんとかするぞ編です。

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