わな猟免許の試験に行ってきました

くくり罠。昔はこれでどうして獲物が獲れるのかさっぱりわからなかった

昨日はわな猟免許試験でした。
わな猟って、近年受験者が増加傾向らしく、実はこれまで2回申し込みできなかったのです。(先着順だけどいつも出遅れていた…)

今回も出遅れたのですが、キャンセル待ちの繰り上げで「獣害のひどい南房総エリア優遇」という回に当選しました。

一週間前に猟友会主催の講習を受けて試験のポイントを教えてもらい、わなに架設もやらせてもらい、いざ出陣です。

①知識(筆記)試験でちょっと焦る・・・

狩猟免許の試験は、猟銃もわなも3つの試験から成り立っています。
①知識(筆記)試験 ②適正試験 ③実技試験。

まずは知識試験ですが、自分はすでに猟銃の免許を持っているため、問題が一部免除となります。「猟具の知識」のわな部分だけ見ておけばいいや~と油断していたら、若干、それ以外の問題も出て焦りました。
なんとか受かっていましたが…。

ちなみに、知識試験は正解が70%以上で合格。(30問)
一部免除は10問なので、7問以上正解で合格です。

②適正試験は健康な人ならまず大丈夫

①が終わった人から、②適正試験へ進みます。
※試験時間は90分ですが、20分を過ぎると退室してよくなります。退室した人から適正試験を受けます

これはほんと簡単で、体の動きや視力・聴力のチェック。視力は眼鏡・コンタクトOK、聴力は補聴器OKなので、まず心配ないと思います。あとは屈伸したりとか手を上げて肩を回すとか、ほんとそんな簡単な動きだけ。

そして、この①②両方とも受かっていないと③へ進めません。
知識・適性試験の結果が試験終了後一時間ほどで発表されて、落ちた人はその場で帰宅です。今回はざっと見た感じ、18%くらいが落ちてたみたいです。

③技能試験その1「鳥獣判別」

①②の試験を無事にクリアすると、③技能試験です。

技能試験は3つのパートからなっていて、「鳥獣判別」「わなの使用可否の判別」「わなの架設」

鳥獣判別は、絵を見て狩猟鳥獣であるかどうかを答えるものです。
以前は一人ひとり、試験官の前に座って紙に印刷された絵を見て「狩猟鳥獣の●●です」「ちがいます」と答える方式でしたが、今回から筆記になりました。

とはいえ、これもプリントされた絵を見て狩猟鳥獣なら「可」に〇をつけて名前を記入、狩猟鳥獣じゃないなら「否」に〇をつける、という感じでやり方は同じです。

今回は「わなで獲っていい鳥獣」=クマと鳥類を除くので、銃のときより簡単でした。

技能試験その2「わなの使用可否の判別」

今回はお昼休憩をはさんで、残りの実技試験でした。受験番号順で、自分は7番だったので2番目のグループで呼ばれます。3つに分かれた部屋でそれぞれ試験官の前で判別や架設をするのですが…ここでサプライズ。

自分が入った部屋の試験官がお世話になっている射撃場の上長さんでした。講習で教えてくれたのもこの先生です。どんな確率? 

失敗できない…!!とにわかに緊張が走りました(笑)

ともあれ、机に置いてある6つのわなを「使用できる」「使用しない」の判別をします。でもこれは講習に出てればまず間違えません。サクッとクリア。

技能試験その3「わなの架設」

ラストはわなの架設です。
「わなの架設ができなかった」ら一発失格になるという、恐ろしい試験です。

ちなみに、架設するわなは箱罠とくくり罠から選べて、自分はくくり罠にしました。待っているだけの箱よりも積極的に頭を使って獲りにいくくくりの方が楽しそうだし。

わなの架設は、最初は難しそうだなあと思っていましたが、講習で3回くらいやらせてもらって、最後はジャスト3分でミスなく設置できるようになっていました。制限時間は5分なので、余裕を持って架設完了。

試験官の先生が、最後に木の棒で罠を作動させ、ちゃんとバネが締まればOKです!

技能試験の減点数

技能試験は、持ち点31点が0になったら不合格という採点方法です。減点は2025年12月現在、このような感じです。

項目減点事項減点数
鳥獣の判別(16種類)判別を誤った場合(1種類につき)-2点
猟具の判別(6種類)判別を誤った場合(1種類につき)-5点
わなの架設架設ができない場合-31点
わなの架設架設が不完全な場合-20点
わなの架設架設が円滑でない場合-10点

架設は不完全であっても、とにかく最後までつくるべし。架設できないと一発失格です。
また、鳥獣の判別を仮に全問間違えても失格です。

発表は12月19日。多分受かっているので(笑)、くくり罠のつくり方を勉強しながら待とうと思います!