【甲斐犬・卒業生2】一守君、虎麦ちゃんからの便り

一守くん、注射後のほっと一息

昨年春の卒業生・一守（かずま）君と、今年春の卒業生・虎麦（コムギ）ちゃんから写真を頂きました。

かずま君は狂犬病の注射だったそうで、「やめてぇ～～」と悲壮な鳴き声で連れていかれつつもちゃんとチックンさせてくれたとか。お疲れ様です。

あと、たまたまが降りたり上がったりして落ち着かないらしい…。
停留睾丸というやつなのですが、落ち切ってくれればOK。でも、落ちないままで放っておくと腫瘍化する確率が上がってしまうので、あまりに落ち着かないのなら手術した方がいいかもです…とお伝えしています。

睾丸ってとてつもなく熱に弱い器官で、陰嚢の中に入っているのはそのせいらしい。
だから体内にあると熱さでだめになってしまうとか。

ただ、即腫瘍化！ってなるかというともちろんそうではなく、年を取ったときに危ないよ、ということです。
今のうちに落ちて安定するなら安定してくれ、という感じですね…。

コムギちゃんは甘噛み全盛期……

一方、コムギちゃん。5㎏になって元気に走り回っているようです。
この顔…↓　昨年秋の卒業生、膝丸君に似ている…(笑)　ディズニーキャラみたいな目ですね。

甘噛みが激しくて、これまたたまに血が出るほどかんじゃうらしい…
子犬の牙は鋭いので、ちょっとしたことで人の肌くらいだと切れてしまいます。繰り返し教えていれば落ち着いていきますが、今はまだちょっと大変な時期ですね。

うちから譲渡する子犬の飼い主さんには膝の上で行うマズルコントロールをお伝えしているのですが、これがなかなか簡単なようでコツがいります。

できてると思っても、実は犬の思惑通りだったり。どれくらいまで犬を抑えていいのか、飼い主さんが測りかねてしまったり。結果、コントロールしているようでできてない、となってしまいます。

譲渡した子犬に関しては「なんかできてないかも…」と思ったら、オンラインで説明もしているので気軽にご連絡ください。

百ちゃんはハチとの蜜月を終えました

犬舎では百ちゃんの交配も無事に終わりました。
ハチと本当に毎日ラブラブで、見ていてほほえましいくらいのいちゃつきっぷりでした。
ちなみに、夜雲が15日目くらいからようやく反応。

…とすると、百の排卵自体が平均より少し遅い可能性もあるのかもしれない。
とはいえ、今回はもうハチくんがガッチリ百ちゃんをガードしてるので他のわんこが入るスキはありません。

夜雲、次回は少し遅めまで待って百と交配してみようと思います。
今回はとにかく出産を経験させないといけない時期まできちゃったからな。

秋が楽しみです。