【子犬のお世話】離乳食のつくり方

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ただいま、子犬たちは離乳食真っ最中の天総犬舎です。

うちからお引渡しするときって、たいていもうカリカリのままで食べられる子ばっかりなのであまり詳しくお伝えしたことがなかったのですが…

たとえば食欲がないときとか、ちょっと下痢気味だなーっていうときなどにも離乳食(要は流動食)って役に立つので、当犬舎の作り方を書いてみようと思います。

①パピー用フードをふやかす

量は与える犬の月齢だったり体重だったり頭数だったりによるのですが…。
生後1か月の甲斐犬の子犬3匹、一日3食の場合、こんな感じ。でも個体差あるので、ペットフードの裏にかかれている給餌量を見て、あとはあげてみながら微調整です。

こちらに沸騰前くらいのお湯をひたひたになるくらい注いで

ラップしておくと、冷めにくくふやけやすいので上からピタッとラップ

15~20分くらい置いておくとこんな感じになります。(季節によって時間は変わるので、芯が残らないくらいを目安に。残ってたらスプーンなどで粉砕してもOKです)

②スプーンでつぶしておかゆ状態にする

見出しの通り、つぶしておかゆ状に。これをする理由は、子犬の胃腸ってまだできあがってないからです。
この時期に胃腸炎になると体重が減少したり免疫が落ちたりしちゃうので、とにかく腸が元気に動くように消化第一で。

③子犬用のミルクを混ぜる

量は適当ですが、いまはミルク缶に付属のスプーン3杯くらい。ミルクって脂肪分が高いので、おなかの調子が悪いときは薄くするとか、なんかカロリーとれてないなと思うときは濃くするとか、ちょっと調整してます。

粉ミルクとおかゆフードを混ぜ混ぜ。

④お湯を追加してミルクを溶かす

ふやけたフードもミルクを吸うのですが、ちょっと硬くなりがちなのでお湯を足してミルクを溶かして、フード全体と混ぜます。

こんな感じ。まさにミルク粥、わんこバージョン。
ちなみに、温かい方が喜んで食べるので、最後にお湯を注いでミルクをとかすのはふやかしたフードが冷めてしまっているのを再度温めるためにも有効。熱めのお湯を注ぐとよいです。60度くらいかな~。

人間が慣れるまで、最初のうちは一応完成したおかゆに指を入れて熱さを確かめてください。触って熱かったら冷ましてあげてくださいね。(人肌くらいになってるといいかな)

⑤めしあがれ


使っているのはこちらのドッグミルク↓

1か月過ぎくらいから煮干しや鰹節で出汁をとってふやかしたり、鹿肉があるときは鹿肉を細かくして入れたりしていろいろな食べ物に慣らしていっています。

チキンに関してはアレルギーが出ることがまれにあるので、(今ってどれくらいなんだろー…日本犬全般で見ると結構いるかも)チキンスープくらいからじわじわ試したりしてます。
おうちでまだ離乳食の子犬をお迎えしたときのご参考になれば幸いです◎