房総紀行① KURKKU FIELDS

前からやりたかった、房総のおすすめスポット紹介。犬舎の近くにもいくつかおすすめがあるので、お越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。

第一回目は、すでに雑誌でも何度も取り上げられているKURKKU FIELDS(クルックフィールズ)
実は、当犬舎から車で10分足らずです。


音楽家の小林武史さんがプロデュースしたサスティナブルファームで、東京ドーム6個分という広大な敷地内に、畑・牧場・養鶏場・加工場・レストラン・ベーカリー・チーズや肉加工品を売るシャルキュトリーなどがある、循環型の文化を築いている場所。(パーマカルチャーと呼ばれている)

エントランス

難しいことは抜きにして、おいしいパンやチーズを買いに行ったり、レストランで食べたり、敷地内に点在するアートを見ながら散歩したり、広大な芝生でのんびりしたり……。思い思いに過ごせる場所です。

昨年11月にリニューアルしたベーカリーは、リニューアル前からちょこちょこ買いに行っていました。

場内で採れた小麦粉、野菜、卵などを使ったパンが売っています。リニューアルしてからパンのレシピも変わりました。すべてのパンに自家製小麦粉が使えるようになったらしい。すごい。以前あった、プレッツェルとクリームパンが大好きだったのでなくなってしまったのは残念ですが、リニューアル後のパンもおいしいです。

あと、イートインスペースができていました。バケツの照明やら公園の入り口にある柵みたいな椅子やらがかわいい。

パンはハード系であってももちもちしていて日本人好み。この日は、鶏ハムと揚げ野菜のピーナッツサンド、ラムレーズンを購入。あと、コーヒーも。

天気が良かったので外のテーブルで食べました。

サンドは野菜がとにかくぎっしり。揚げたごぼうやレンコンの食感、鮮やかな赤い野菜はビーツかな?コクがあるのはピーナッツソースのようです。いろいろな食感や味が調和して、シャキシャキパリパリもちもちおいしい。

ラムレーズンは、もっちりしたハード系のフランス生地でカッテージチーズかな…と、ラムレーズンを混ぜたものをサンド。お酒がほしくなる系です。でもコーヒーにもよくあって美味。

満足度の高いランチでした。ごちそうさま。

さて、2月に「地中図書館」というのがオープンしたのでそちらへ行ってみます。

地面に大きな穴…?と思ったらここが入口
まさに、地面の下の図書館です。通路に沿って、棚に並ぶのは自然やアート、動物、食べ物など…クルックフィールズと関係の深い本が多い印象。でも、人間すべてに関係のあること、かな
奥にはホールがあって、天井から光が漏れてました。セミの幼虫になった気分(笑) 面白い造りです
太陽の下に戻って散策。草間彌生とか増田セバスチャンさんのアートが点在しています。草間さんは松本美術館で一気に興味が湧きました。ただのかぼちゃの人ではなかった…!(笑)
奥に見えるのは新しくできた宿泊施設「コクーン」。宿泊もできちゃうのです。

これまで、パンやチーズだけ買いに立ち寄るだけでしたが、個人的には図書館ができたことで、滞在時間がぐっと増えました。図書館はメンバーズのみ利用可能で、要予約。1日30組までと、少しだけ利用ハードルが高いですが、その分中でゆっくりと本の旅を楽しめます。

客層を見ていると女性同士とかカップルが多いですが、牛や羊が放牧地にいたり、大きなブランコや滑り台があったりで、ファミリーでも楽しいです。ぜひ行ってみてください。

KURKKU FIELDS公式サイト

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