新犬舎設置中

先日、出来上がりの連絡をいただいた犬舎ですが、一昨日から設置工事に入っています。

ところで、そもそも犬舎の設置で気を付けないといけないことなのですが、基礎に柱と壁(3方)を固定すると建築物とみなされてしまい、地域や建物規模により建築確認法の対象になってきます。

当方は「都市計画区域外」というかなり緩いエリア(つまり辺境)にあるのですが、それでも10㎡以上の規模になると建築確認が必要になるので、当初から基礎になるコンクリは3×3mの9㎡で打ってもらうなど、うっすらとそのあたりは意識していました。

甲斐犬の大師匠に打ってもらったコンクリの上に、夏に友人たちの手を借りて単管パイプで組んだ大屋根。風雨を避けるために三方向に壁を張ったので、これで「建築物」とみなされてしまいます。
直近ではこんな感じでした。既製品のケージを入れていましたが、高さがクリアできないのでこれをオーダーメイドに変更することに。
出来上がってきた犬舎。W1050㎜×D850㎜×H1500㎜を4つ。(写真には3つしか写っていませんが)。さび止めを塗ってから上塗りしてあるので錆も当面心配なさそうです。
最初は4つとも足には固定用のアジャスターのみだったのですが、移動を考えて後ろ側はキャスターにしてもらいました。
甲斐犬のあごの強さを考慮して6㎜鉄鋼の網を二重にしてはっているのですが、全面それだとめちゃくちゃ重たくなるので、扉だけメッシュに。このメッシュは、ちょうど水入れのボトル口が入る大きさ。扉は通路に引っかからない範囲でぎりぎりまで大きくとっているので、下の板の入れ替えや産箱入れるのも楽勝。
設置後、逸走防止で二重扉にしてもらっています。屋根のDIYで38.1mm経のパイプを使ってしまったのでパーツが少なく、扉の取り付けがどうなることかと思っていましたが職人さんが溶接でうまく扉をつけてくれました。

二重扉は自分的にはかなり付けたかったもので、これまでのケージは夜雲が噛み切って脱走したことがあったので、ケージに入れながらも首輪と鎖をつけているという状況で、本当に嫌でした。散歩以外はできるだけ首輪も取ってやりたいと思っているので(逃げるあいつが悪いのですが……)、これでケージのなかでは首輪を外してあげられるなと思うとうれしいです。

まだ細かい調整はあるものの、改正期限までにとりあえずケージは間に合ってほっとしています。これから暑くなりますが、手前さえ板やタープでふさげば陰になるので、去年よりは気温的にも犬たちが快適に過ごせるのではないでしょうか。

自分も、休みの日は犬舎の通路に椅子を持ち込んでにやにやしながら犬を眺めると思います。最高。